あすなろ雑記✎
過去形は易しいからこそ怖い
カテゴリ:英語の勉強法
中1の最後に、過去形を学習しますが、私は中1生徒にいつも同じ質問をしてみます。
「一般動詞の現在形と過去形、どっちが難しいですか❓」
ア 現在形、 イ 過去形、 ウ 同じくらい
の三択で選んでもらうのですが、さて、結果はどうなることが多いでしょう❓また、みなさんならどれを選びますか❓
結果はだいたい、イが多くて、次にウ、一番少ないのがアです。
イが多い理由としては「習ったばかりで、まだよくわからないから」と「不規則動詞を覚えるのが大変だから」がほとんどですね。
確かに一つ目の理由はわからくもないです。でもこれは、時間をかければ解決されることですので、大したことはありません。二つ目の不規則動詞についても、まだ5、6個しか出てないし、難しいスペルでもないし、覚えるのを面倒臭がっているだけで、正直言って大したことはないです。社会科の語句や国語の漢字を覚える量に比べたらよっぽどましです
では、一番少ないアを選んだ生徒の理由を聞いてみると、「現在形は三単現のsを考えなきゃいけないから」と返ってきます。
すばらしい
その通り!現在形だと、常に主語の単数・複数を確認して動詞にsまたはesを付けるか付けないかの判断をしなくちゃいけないから、まだ英語になじみの薄い中1にはこちらの方がよっぽど厄介なはずなんです
でも、その発想に至らないという事は・・、恐らく、日頃から主語の単数・複数の確認をする習慣が無いか、逆に英語がかなり得意で、そのくらいほぼ無意識レベルでできてるかのどちらかだと思います。ただそのパターンはほとんどいなくて、前者が圧倒的に多いでしょう
ということで、やはり中1にはやはり現在形の方が難しくて、過去形の方が易しいと思います。
さて、その易しい過去形だからこその怖さとは・・。
先ほどもあったように、英語は絶対に主語の単数・複数を確認する必要があります。ここでは一般動詞の話をしていましたが、be動詞の場合も、主語の単数・複数によってis,are(was,were)の使い方が変わるからです。
でも、一般動詞の過去形の場合は、主語の単数・複数は気にしなくても解けるんですよね・・主語に関係なく動詞の最後にedをつけるか不規則動詞の過去形を暗記して書くだけですから。
この主語の単数・複数を判断しなくなる「癖」「慣れ」がほんとうに怖くて、中1生徒が英語をどんどん解けなくなり、苦手意識をもつ方へいってしまいます(canを使った内容も同じことが言えますね)
勉強を すればするほど 逆効果
もちろん、あすなろの生徒にはそうならない勉強方法や工夫を指導していますが、それでもこの現象はよくあります
いつでもどこでも、主語は単数なんだい❓複数なんだい❓どっちなんだい❓
これ意識してください



